2月14日
20組目の「大門坂人前結婚式」がありました♪
親族、道行く観光客の方々、新聞取材の方々、スタッフ等々の祝福を受け、お二人は結婚式を挙げました。
「振りが瀬橋(俗界と聖域を振り分ける橋)」のところにある鳥居まで花婿と私が迎えに行き、花嫁や親族の方々と一緒に振りが瀬橋を渡って式場である茶屋に向かいます。
「大門坂茶屋人前結婚式」は、このたびが20組めとなります。
19組めに式を挙げられた方が花束をもってかけつけてくださいました。
この花のリレーは、12年前、最初に式を挙げられたご夫婦からずっと続いています。
それぞれの人生をここから始められたご夫婦のつながりです。
本日は本当におめでとうございます。
どうぞ末永くお幸せに♪
2013年2月14日木曜日
2013年2月8日金曜日
夫婦杉のそばの梅の花
2月になりました。
この写真は夫婦杉のそばの梅の木です。
かわいい花がさきはじめました。
「この大門坂はいつからあるんですか?」
そんなこともよく聞かれます。
私が物心ついたころは、もう今あるようなととのった石畳でした。
今ほどの人通りはありませんでしたが、やはりお参りに大門坂を上る人はいて、
その人たちのことを「おまいりさん、おまいりさん」といって大切にしていました。
私が幼い頃の大門坂のそんなこんなを少しずつ思い出してみたいと思います。
まずは遊びから・・・
遊び
大門坂の石畳は子供の遊びにとってもなかなかの優れものでした。子供の頃よく近所の友達と夫婦杉のところの石をつかいてんまり(まりつき)をして遊びました。石畳の石をケンケンしながらまりをつきながら跳ぶんですよ。足に気をとられるとまりが石畳からはみだしてしまうのです。それを目を光らせてじっと見ている友達が「線から出た出た!」と大声を出し、そこで交代。ケンケンにまりつき、ふたつのことをいっぺんにするのですからなかなか難しい!でもだからこそおもしろい!私はなかなかのハッサイ(お転婆)でしたから、得意でしたけどね!!
これは主に冬の遊びでした。どうしてだと思います?正月には新しいまりを買ってもらうからねえ。まりだけではないですよ。シャツ,服,たび,はきものなど、どれもこれも正月にならないとおろせない(着れない・使えない)。だから「早く来い来いお正月」でした。新しいものを身につけた元旦の朝、今もはっきり思い出せます。うれしかったなあ。
(つづく 次回は違う遊びです)